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毎日積み重ねることの重要性

学習
こんにちは。成桜まなび塾・室長の上田です。 今日は突然雹が降ってきましたね。八千代で雹が降るという事はほとんどありませんので驚きました。4月も下旬に入ったわけですが、何となく肌寒く感じられる日が続いておりますのでくれぐれも体調崩されませんよう気を付けましょう。 さて、本日は積み重ね学習と独立型の単元学習の違いについてお話しします。

積み重ね学習

いわゆる積み重ね学習とは、小学生で言いますと算数や国語が当てはまります。これは、一つ一つの学習が次の学習の基盤となり、学習した内容をしっかり理解して次に進まないと次の学習が入ってこない学習を指します。そのため、理解不十分なままにしておくと、後々取り戻すのにとてつもない労力を割く必要が出てきます。例えば、掛け算が出来ない子に面積の学習を指導しても決して理解を得られません。そうしますと、学年を戻っての対応が必要となり、その分学習が進まないといったことが起こります。こうしたことを起こさないためにも、積み重ね学習は一つ一つその理解を確認して進めなければなりません。

独立型の単元学習

一方、理科や社会などは独立型の単元学習に当たります。これは、学習項目が単元で構成されていて、各単元のつながりが薄いため、仮に一つの単元の学習理解が不十分でも次の学習への影響はあまりない教科です。したがって、学習した内容が分からなかったとしても次の単元に進めばまた新たに1からスタートとなるのです。 それぞれに関連性が薄く、またそれぞれが独立しているので、独立型となるわけです。 ただし、理科に関しては微妙な部分があり、それぞれの単元の関連性が薄いと言っても、単元の中には積み上げ型の特性があったりもします。

積み重ねることの重要性

積み重ね学習と単元学習の違いは上で述べた通りです。どちらの学習もとても大切な学習ですが、それでも積み重ね学習の方が重要であると考えています。積み重ね学習の場合、「あとでやろう」は大変危険です。塾に来る方の大半は学習が分からなくなってから教室に来ます。単元学習の場合は、そのわからない箇所をピンポイントで学習することで対応は可能ですが、積み重ね学習の場合、そうはいきません。まず、どのポイントからわからないのかを判断し、分かっていない箇所から順次学習を戻していかないといけません。積み重ね学習が、学習に抜けがあるとそこに積み上げることはできませんので、その抜けている箇所をしっかり埋めていかないとならないのです。 ですので、積み重ね学習は日々学習に取り組み、学習に抜けが出ないように進めないといけません。決していつかできるようになると思わないでください。放っておいてよくなることは決してありませんので。