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学校説明会のオンライン化

学習
こんにちは。成桜まなび塾室長の上田です。 昨夜、9月入学の件で動きがありました。政府・与党は、新型コロナウイルスによる学校休校を受けて検討した2021年度からの「9月入学」の導入を見送る方針を固めたとのことです。これは保育の期間にしわ寄せがいくなど課題が多く、教育現場を混乱させかねないと判断したからだそうです。正式な判断は夏になるようですが、ほぼ決定事項なのでしょう。現在はコロナウイルスによる混乱の中にありますし、これ以上の混乱は現場レベルでは本当に厳しいと思いますので妥当な判断だと考えます。もし9月入学に切り替えるのであれば、コロナ終息後に落ち着いて段階的に移行することを望みます。今はとにかく学校を含む社会活動の再開を目指し、コロナウイルスと向き合った新しい社会生活に慣れることの方が重要だと考えます。

今年の学校説明会はどうなるのか

先日秀明八千代高等学校の先生がお見えになり学校説明会のご案内をいただきました。

※秀明八千代高等学校には萱田中学校の生徒をはじめ、睦中学校や阿蘇中学校、大和田中学校や村上中学校の生徒が多数進学しており、教室のあります八千代中央や緑が丘近辺の中学生が進学を検討する学校の一つとなっております。また秀明八千代高等学校は中学校も併設しており、中学受験をして中学校から通う生徒もいます。成桜まなび塾でも何名か受験し、進学を決めた生徒がいました。 いただいた案内を見ると、今年の学校説明会はオンラインによる説明会を行うとのことです。成桜まなび塾は幼児教室も併設しており、小学校受験の指導も行っているのですが、すでに各小学校の説明会もオンラインにて行われています。高校でも同様の動きが見られますので、今年の学校説明会はどの学校でもオンラインによる説明会が行われそうです。ただ、そうなってきますと実際に学校を見て決めるというのが難しくなりますので学校選びが大変になりそうです。

実際の様子が見えにくい

オンラインの良さについては別記事のオンライン授業のメリット・デメリットにてお話しした通りですが、これは説明会でも同様に言えることだと思います。そして、説明会では実際の学校の様子が見れないというデメリットが大きく感じられてしまいます。実際に学校に足を運ぶことで、自宅からどのようにして行き、どれくらいかかるのかといった事を実感できるのですが、これも難しくなります。本当にその学校に行きたいと考えているのであればこういった問題点は各自で解決できますが、説明会を経て考えようという場合は難しいですね。

夏休みを使った学校説明会は

毎年、夏休みを使って公立高校などは学校説明会および体験会を実施、各中学校の生徒は夏休み中に2~3校を見てくるよう学校から指示されています。ですが、今年は休校期間のしわ寄せによる夏休みの短縮が予定されているので、例年のような日程での説明会は難しくなることでしょう。

体験会や見学会は少人数で

大人数を集めて一斉に説明するのも難しくなりますので、体験会や見学会が実施されるとしても少人数による実施となることが予想されます。そうしますと、回に限りがあるでしょうから、場合によっては人数制限をされるかもしれません。中を見たい学校がある場合は定期的に学校のホームページなどを確認し、実施が決定された場合はすぐに申し込む必要があります。

6月から8月末までのスケジューリングがシビアに

6月に学校再開が無事にされるとして、その後のスケジュール管理がより一層大変になってきました。学校の授業も当然ですが、受験生にとっては学校説明会だけではなく模擬試験などの実施の件もありますので、毎週日曜日に何かしらの予定が入ってくるかもしれません。今年の受験生は例年以上に体力勝負の受験ともなりそうですので体調管理にはくれぐれも気を付けていきましょう。