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身につく学習①

学習
こんにちは。成桜まなび塾室長の上田です。 首都圏の1都3県および北海道を除くすべての県で緊急事態宣言が解除されるようです。解除される県では徐々に社会活動が戻り学校も再開されます。コロナウイルス感染拡大前の状態には戻りませんが、それでもうまく付き合いながら生活していかなければなりません。千葉県は首都圏に含まれておりますので、いまだに生活環境は戻っておりませんが、順調にいけば八千代市は6月には解除される見込みです。解除後の学校再開については他県の様子を参考にしながら展開できるという点ではいいかもしれません。萱田中学校や萱田小学校ではおそらく解除後の1,2週間は分散での登校、その後様子を見て元の学習に戻していくのではないかと思っています。 身につく学習 一言に学習するといってもただ机に向かっていればいいわけではありません。せっかく貴重な時間を割いて学習するのですから、学んだ内容をしっかり身に付けなければ学習の意味が薄れます。では、身につく学習とそうでない学習の差はどこにあるのでしょうか。 自主的に学ぶ まず、学習に対する意識の問題です。学習に対して自主的に学んでいるか、それとも強制的であるか。これは大きな違いが出ます。もっと簡単な言葉にすると、人から言われる前に自分で動くか、それとも人から言われてから動くかの違いです。人は自主的に動いたことは自分の事として獲得していきますが、人に言われてやったことはあまり身に付きません。学習面においてもそれは言えることで、自分から学ぼうと思って学習した事は非常に高い学習効果を生みます。ただ、これは人に言われてできることではなく、様々な経験を経て各自が自分で気づくことです。また、目標を持つことで自主的に動けるようにもなります。自分が何のために学ぶのか、その目的を持てるといいですね。 思考する 苦労する 学習は悩むことが当たり前です。たくさん悩み、どうやったら解決できるのか思考錯誤することが大切なのです。最近の子供たちを見ていますと、悩むことをせずに答えを求めるという傾向が見られます。これは情報過多の社会が生んだ弊害だと捉えています。今の社会は良くも悪くも簡単に答えが得られる社会となっています。私が子供のころはまだインターネットすらありませんでした。そのため、分からないことがあれば辞書や参考書を自分で読み解かなければなりませんでした。もっと言うと、調べたい内容がどの本に載っているのか、そこから考えなければなりませんでした。ですが、今は便利なツールが多々あり、簡単に答えを得ることができます。一見すると大変学習しやすく都合が良いように思えますが、私はそうは思えません。そもそも便利な状況に慣れてしまいますと自分で考えようという力が育ちません。そうなってくると、思考することが少なくなり、自分で考えようという意識が薄れてきます。 苦労していない経験はすぐに薄れます。学習も同じです。思考していないで獲得した学習はすぐに薄れなくなっていきます。ですが、思考し苦労して獲得した学習は大人になってもしっかり残ります。成桜まなび塾の理念に、「大人になっても使える学習」とあります。目先の事をクリアすることが目的なのではなく、後々に役立つ学習を身に付けさせたいと考えています。そのため、教室での学習時間で思考させる時間を必ず作っています。ただ単に学習内容を与えるのではなく、生徒一人一人にしっかり考えさせます。また、辞書で言葉を調べるときなど、電子媒体を使うのではなく紙媒体を使わせます。楽したことは身に付きません。たくさん苦労しましょう。