こんにちは。成桜まなび塾室長の上田です。
新型コロナウイルスの感染者数がここ数日少ない値で推移してます。何とかこのまま収束に向かっていき、予定よりも早く緊急事態宣言が解除されればいいですね。ただ、自粛ムードが徐々に緩んできているのが何となく感じられ、ゆりのき台の通りや萱田近辺を見ていても人の出が多くなったように感じられますので、一人一人が行動に気を付けなければいけません。
今日は萱田小学校や萱田南小学校は登校日のようで久しぶりに子供たちの声が聞こえました。また萱田中学校は明日以降分散にて登校するようです。早く子供たちが安心して登校できる日常が戻ってきてほしいです。
さて、本日はオンライン授業③としてそのメリットについて考察します。
オンライン授業導入に対して考えられるメリット
学習の場の提供
現状、一番の問題である学習する機会の喪失に対しての補てんが出来ます。3月からの休校期間はすでに2か月以上に及んでいます。この間に進める予定だった学習は当然進んでおらず、またそれをどうするのかも決まっていません。ですが、オンライン授業が導入されることによって、この問題に対してアプローチすることが可能です。当然、先の記事でもあげましたように実技面の問題は残りますが、大多数の授業はオンライン授業にて受けることが可能であると考えられます。また、学校が再開したとして、この間の学習を一からするよりもオンライン授業にて少しでも触っておくのとでは、その後の授業の進め方が大きく変わることになるでしょう。
場所や時間を選ばない
オンライン授業は環境さえ整っていればどこでも受講できます。現在は自粛期間中ですので、大多数の子は自宅での受講になるでしょうが、外であっても受信環境があれば受講できます。また、配信側で時間指定をしていないのであれば、自分に合った時間を選択して受講できることも魅力的です。朝が苦手な子もいれば早く受講してそのあとの時間を有効に使いたい子もいるでしょう。各自が自分のライフスタイルに合わせて受講できるという事です。
繰り返しの受講ができる
これはデジタル教材全般に言えることですが、同じ内容を繰り返し受講できるという事が最大のメリットだと思います。内容にもよりますが、一度で全部が理解できる子はあまりいません。私自身も学生のころ、同じ内容を何度も繰り返してようやく理解に達するという経験を繰り返しました。学習は同じことを繰り返すのが当たり前だと思います。ですが、学校の授業というのは同じ内容を何度も繰り返すようにはできていません。一度学習した内容は終わった前提で次の授業に進みますので、一度わからないと作ってしまうと大変です。ですが、オンライン授業やデジタル教材は理解できるまで何度でも受講できます。これは大きな強みと言えるでしょう。ただし、配信型ではなく双方向型の場合は繰り返しの視聴が出来ないかもしれません。
通学などの移動時間がない
自宅で受講できるという事は今まで通学にかかっていた時間が無くなるという事です。そうしますと、今まで以上に自由に使える時間が増えます。趣味に充てるのもいいでしょうし、資格試験の学習に取り掛かるのもいいでしょう。
顔を見れる安心感
これだけ自粛期間が長いと、家族以外の人と会う機会が極端に少なくなります。そして、それが続くことで精神的に大変苦しくなることでしょう。ですが、オンラインであったとしても先生や友人と会うことで安心感を得られます。
前回記事でオンライン授業導入における問題点をあげましたが、それ以上にメリットが大きいといえるでしょう。コロナウイルス感染拡大は人と人とのつながりを断ち切る影響を社会全体に与えていますが、オンライン授業を通して今まで以上に強いつながりを作れるかもしれないですね。